インドネシアで健康維持は神頼み

52歳男性です。私は3年程前まで、インドネシアに海外赴任しておりました。日本とはかなり異なる現地での健康に関する意識や風習、体験談をお話ししたいと思います。インドネシアは皆さんご存知の方も多いと思いますが、国民の9割はイスラム教徒の国です。イスラム教徒はアルコールは飲まない、豚肉は食べない等の教えが有りますが、健康に関しても非科学的な事も含めかなり独特です。現代社会においてもブラックマジックと言う様な風習が残っており、医学的根拠に元ずいた療法を受けずに、いわゆる「お祈り」で病気や怪我が直せると考えられております。当時の私の知人で交通事故で足を骨折した人は、病院には一切行かずにひたすら治療と称したお祈りを受け続け、半年経っても仕事復帰が出来ない状態で有ったり、現地では日常的に感染者が出る、マラリアやデング熱も、病院での治療を受けないでお祈りを受ける人はたくさんおります。私自身も現地で膝を捻ってしまう怪我をしましたが、従業員の知人の魔術師?にお祈りをされましたが、やはり治りませんでした。今になって考えてみると、インドネシアは日本や先進国の様に決して裕福な国では有りません。魔術師の力で病気や怪我を治すと言うより、医療機関に掛かるお金が無い人がたくさんいるのだと改めて感じており、ある意味「神頼み」で健康を手に入れると言う風習があるのだと考えます。

2017年03月30日